緊急開催「WIN THE VIRUS展」 アートでウィルスに勝つ。
この数ヶ月、私は5月から始まる「ファッションクロスロード」のために新作を縫う毎日を過ごしていました。
世間では日に日に新型コロナウイルスの被害が深刻になっていて、ついには志村けんがコロナによって亡くなってしまいました。
お店から使い捨てマスクが消え、手洗いの徹底が叫ばれるようになり、3密(密閉、密集、密接)をさけて社会的距離を保てと言われ、各種イベント、コンサートの中止。テレビの収録も中止されるようになってきました。
なるべく外に出ないように。とか、
使い捨てマスクは洗って再利用できます。とか、
キッチンペーパーでマスクを作れます。とか。
昨日の感染者数は000人、死者は00人でした。とか。
1日テレビをつけていたら、情報の沼にはまってしまったら、心まで病んでしまうんじゃないか。
想像が膨らむと怖いことばかりです。
だけど、私はコロナに負けません。
新型コロナウイルスなんかに負けてたまるもんですか。
楽しく賑やかなマスクを作ってやる!
布と針と糸とハサミ
ちょきちょきチクチクやって作ったマスクがこちら。(手作り感のあるプロトサンプル)
次に作ったのがこちら。↓
https://www.instagram.com/p/B-vuxsajWxZ/
久留米絣を使用してチクチクつないで作りました。
そしてコロナウイルスはまだすぐには終息しないぞと読んで、もっと暑くなってからもつけやすい、薄手のマスクも作りました。
ビジネスシーンでだってコロナに負けない。この状況に気持ちが負けちゃいけないんだ!
https://www.instagram.com/p/B-0w9G9jR-t/
耳にかけるゴムが売り切れだったので、伸びる糸で紐を編んで作りました。紐の長さ調節はパールビーズを紐にひっかける方式。
こんな時こそクリエイティブに生きるのだ。
こんな時こそアートが生きるのだ。
いてもたってもいられず、ギャラリースペースプリズムの章子さんに電話しました。
「こんな時、本当に必要なものっておしゃれ心じゃないだろうか。心が楽しくなるものじゃないだろうか。」
「ちょっと凝ったマスクを作ったから送っていいですか?アートが好きな人でもしもそんなマスクを必要としている人がいたら売ってほしい。」
他の作家さんの個展の最中だし、邪魔をしてはいけないなあとダメ元でかけた電話でしたが、章子さんは快く応じてくれました。
「こういう非常時にデザイナーが何を思って作るのか、それが大事。」
そう言ってもらってホッとしました。
私の思いが通じて、愛知県の緊急事態宣言解除まで(その時々状況によって変動あり)の間、ギャラリースペースプリズムにて「WIN THE VIRUS ウィンジウィルス」展が開催されることになりました。
緊急開催なのでハミングバードの他、どんな作家さんが参加されるかわかりません。どれくらいの量展示されるかもわかりませんが、展示方法はプリズムのホームページ(https://spaceprism.com)やSNSを中心に発信されるということです。
5月のファッションクロスロードの洋服を制作しながら、新しいファッションの一部としてのマスクを随時作ってギャラリースペースプリズムに発送します。
いつものように販売もされるので、心が元気になるなぁと思う作品を見つけたらぜひお求めください。
マスクのお問い合わせもプリズムまでお願いします。
また詳細がわかったらおしらせします。
美味しいものを食べて、暖かくして、よく手を洗って、よく寝て、なるべく笑顔で、この期間を乗り切りましょう。
明けない夜はないんですから。