奈良で見つけた「空気をまとう蚊帳ストール」販売開始。
奈良の蚊帳織り工場へ
日本国内の生地メーカーや工場が、不景気や大手メーカーの生産地移行、原材料代高騰の影響を受けてどんどん無くなっていることは、生地屋さんやメーカーさんなどいろんなところで耳にします。
日本の繊維業界の悲しい現実です。
そんな今の日本で頑張ってる繊維の町になるべく自分で行って生地を買いたい。その生地で作品を作りたいと思うようになりました。
頻繁に旅に出ることは難しいかもしれないけど、タイミングを見つけて行ってみよう！そう思って、去年の11月に奈良の蚊帳織り工場におじゃましてきました。
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名古屋から約３時間、電車に揺られて蚊帳織の工場に到着。
工場にたくさんならんだ機械が一斉にガシャンガシャンと音を立てて蚊帳を織っていました。
私は蚊帳というものをあまり知らなくて、映画やアニメで見たことがある「日本の古民家の夏の風景」の一つ位の知識しかありませんでした。
硬くてゴワゴワしてる？蚊を通さないくらいの細かい目なのかな？そんなふうに思っていましたが織られていたのは、荒い目、張りのある織地だけど柔らかい。そんな印象の生地でした。
工場の方の説明では、今織られていたのは蚊帳ふきんとして使用される素材で、複数枚重ねて使うという事でした。
蚊帳はふきんに使うくらい吸水性、速乾性が高いのですね。サンプルとしておいてあった蚊帳ふきんはふかふかでやわからくて気持ちのよいものでした。
蚊よけとして使用されていた蚊帳はふきんの素材よりもっと目が細かいんだそうです。
蚊帳は、綿の糸で織られているので肌が弱い方やアレルギーのある方も使える。赤ちゃんの生湯でも使われる。洗うたびにやわらかくなる。目が荒いので通気性にも優れ、乾くのも早いと教えていただきました。
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ボーダー柄も作れる。
サンプル室にストックしてある糸の中から色を選んで、その場でボーダー柄の蚊帳を織っていただきました。
HUMMING BIRD DESIGNオリジナルの蚊帳ストールをオーダーすることも可能とのこと。嬉しい！！夢が広がる。
洗うと生地が多少縮むということだったので、自宅でボーダーサンプルを洗ってみましたが、縮むというより繊維に付いていた糊が取れて、やわらかく収まる、まとまるようなイメージでした。
工場のサンプルルームで色とりどりの糸を見て、この素材好きだな。大人も赤ちゃんも、いろんな人に使って欲しいなと思いました。
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「空気をまとう蚊帳ストール」販売開始。
通気性のある綿のメッシュ素材の蚊帳は、汗をかいてもすぐに吸い取って早く乾いてくれ、強い日差しや肌寒さから身を守ってくれます。
蚊帳織り工場で一目惚れしたこの素材、軽くてやわらかく、まるで空気をまとっているような感覚がしたので、「空気をまとう蚊帳ストール」と名付け、ウェブショップで販売することにしました。ぜひお求めください。
説明動画はインスタグラムでご覧ください。
https://hbdshop.base.ec/items/72803889
春夏に爽やかに使いやすい桜色と、うぐいす色、どんな服装にも素敵にコーディネートしやすいオートミールカラーをご用意しました。
■桜色
https://hbdshop.base.ec/items/72803852
■うぐいす色
https://hbdshop.base.ec/items/72803882
■オートミールカラー
https://hbdshop.base.ec/items/72803889
長さは1.9m、幅は1.1mくらいですが、洗濯で多少縮みます。
使い始めは少し張りのある素材感ですが、使っていくうちにやわらかくしなやかになっていきます。育てるようなつもりで変化していく素材感を楽しんでいただければと思います。
繊維の膨らみが肌離れを良くしてさらりと身につけることができます。綿１００％で肌に優しく、汗をよく吸い、空気を通すメッシュ素材なので汗を早く乾かしてくれます。
限定１点ずつですが、ウェブショップにて販売します。
売り切れしだい完売。また次に仕入れができたら販売する予定でいます。
春夏の暖かな日差しの中でまといたいような蚊帳のストールです。どうぞ使ってみてください。
☆洗ううちに多少縮むことをご了承ください。
☆洗濯する際は、ネットに入れておしゃれ着用洗剤をご使用の上、優しい洗濯モードで洗ってください。
☆風通しのよい日陰で干してください。
☆繊維の目が荒く織られているので、ひっかけに注意してください。
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